自身が中心となり活動しているパワーメタルバンドFIREWINDや、2009年オジー・オズボーンバンドに参加したことにより世界的に知られるようになった、
ギリシャ出身の技巧派ギタリスト「Gus G(ガス G.)」の、来日公演が3月21日渋谷クラブクアトロと3月22日梅田クラブクアトロで行われました。
この度、渋谷クアトロ公演当日、リハーサル後に少しだけ貴重なお時間を頂き、インタビューをさせて頂きました!!




“今回の来日ツアーはより楽しみにしていたよ!”

キクタニ(以下K):まずはFIREWINDの復活、ソロでの来日おめでとうございます。一昨年のOZZFEST以来なので2年ぶりの来日ですね!


GusG(以下G):バンドとして来日する機会は時折あるんだけど、ソロとしての来日は実は今回が初めてなんだ、だから今回の来日ツアーはより楽しみにしていたよ!


K:今回のソロライブはあなたのキャリアを総括した内容になると事前にアナウンスされているので   非常に楽しみです。FIREWINDやDREAM EVIL、OZZY OSBOURNEの曲もプレイする予定ですか?


G:そうだね、今回は新しいアルバムからは勿論、おれが在籍しているバンドの曲や懐かしい曲も演奏するから、古いファンから新しいファンまで楽しめる内容だと思うよ。


K:ずばり、今回のソロライブでは歌いますか?


G:いや、今回は歌わないんだ、ゲストボーカルがいるから今回はバックコーラスだけなんだ。


K:簡単にギターを始めたきっかけを教えてください。


G:父親が所有しているピーター・フランプトンのレコードを聴いていたんだけど、彼の弾くギターに魅了されて10歳からギターを始めたんだ。特に1970年代にリリースした「フランプトン・カムズ・アライヴ」っていうライブアルバムのギタープレイは最高だね、あのギタープレイがきっかけでギターを持つきっかけとなったよ。





“ハイゲインサウンドにもってこいで特にヘヴィ・メタル系にも最適な弦だね。”

K:DR stringを使うようになった経緯を教えてください。


G:2015年のソロ 活動時にヨーロッパの楽器輸入代理店からエンドース契約のオファーが来たことがきっかけでDR弦を使い始めたんだ。


K:Dragon Skinを使ってみて他社の弦と比べてどうでしたか?


G:以前使っていた弦はコーティングが大きく異なり、錆びに強く、耐久性も高い。
それが故に音が劣化しにくいから気に入って使用していたんだけど、ちょっとペグを回しにくいのが難点だった。
その一方DRは耐久性だけではなく、しなやかでよりチューニングが安定しやすくて、スライド奏法も快適だと感じたよ。
音はハイゲインサウンドにもってこいで特にヘヴィ・メタル系にも最適な弦だね。


K:弦を選ぶときも機材選びと同じくらい重要視していますか?


G:そうだね、弦選びはまず自分がどんな音を出したいのかが重要だ。
たとえば僕だったら高音域やハイゲインの音と反応が良いサウンドを追究し続けている。
DRは僕が求めているサウンドに合っていて今はこのDragon Skinを好んでいるよ。


K:あなたのようなスーパーギタリストになる秘訣を日本のファンのために教えてください!!


G:それには3つ大事なことがあります。
たくさん練習すること、自分の活動に専念すること、そして情熱を持つことだ。
特に今の若手ミュージシャンはこの情熱が足りないと思っている。
自分の音楽を表現するためにはこの情熱が不可欠なんだ。



K:今日はお忙しい中、本当にありがとうございました!最高のショーを見せてくださいね! 楽しみにしております!



Gus G プロフィール

ギリシャ出身のギタリスト。 1998年、パワーメタル・バンド「FIRE WIND」を結成し、活動を始める。 その後OZZY OSBOURNE、MYSTIC PROPHECY、NIGHT RAGE、DREAM EVILのメンバーとして活動。現在はFIRE WINDの活動に専念している。

オフィシャルWEBサイト http://www.gusgofficial.com/home.html