───ベースを始めたきっかけと活動歴を教えてください
Pete Griffin(以下P):10歳からトランペットを吹いてたんだけど13歳のクリスマスプレゼントでベースを買ってくれたことがきっかけでベースを始めたんだ。当時ベースを始めたいと思ってなくてただ単に他の楽器をやってみたいなということしか考えてなかったんだけど両親が色々な楽器をリサーチした結果ベースをチョイスしてくれたんだ。その買ってくれたベースを一目見て「これを始めたい!」って思ってから猛練習したね。それからシカゴのノースウェスタン大学でジャズとクラシックを勉強して卒業後プロミュージシャンとして活動を始めたんだ。日本での来日公演は私のバンド、ザッパ・プレイズ・ザッパの来日ツアー、フジロックフェスティバルの参加、そしてこのGeneration Axeだ。ちなみにGeneration Axeとしての来日公演はこれで2回目だね。
───Generation Axeに参加した経緯は何でしょうか?
P:きっかけはスティーブ・ヴァイだ。私のバンドにゲストとして参加したことがきっかけで初めて知り合いそれ以降、連絡を取り合ってリレーションを取り続けていたんだ。そんな中Generation Axeを立ち上げるために様々なギタリストとセッションができるベーシストを探しているんだけど参加しないか?とスティーブから声をかけてくれて参加することになったよ。
───Ashdownを使うようになった経緯は?
P:ロサンゼルスのロッククラブに備品として置いてあったAshdownを目にしたことがきっかけだね。古いABMシリーズだったけど試奏して「これは良い!」と直感してからずっと使い続けているよ!
───アンプのお勧めセッティングや機能があれば教えてください。
P:調節不要、接続してすぐプレイできるくらいサウンドの完成度が素晴らしいから私としてはノブを全て12時均等にセットした標準のサウンドをお薦めするよ!
───VUメーター、9バンドEQワンノブ・コンプレッサー機能などの使用感はどうですか?また現在使用しているベースとAshdownとの組み合わせはいかがですか?
P:私のベースサウンドとAshdownとの相性はバッチリだよ!これらの機能は普段使用しないけどステージ、音楽ジャンル、プレイスタイルによって調節する必要がある時にとても役に立つんだ。ちょっとノブを調節するだけで解決するくらいとても便利な機能だよ。ただでさえ標準のサウンドが素晴らしいのに更に調節できちゃうから本当に良いアンプだね!
───アンプ選びでお悩みの方に、アドバイスをお願いします。
P:人それぞれのベーストーンやプレイスタイルが全く異なるから自分のサウンドと音楽スタイルを決めてから色々なアンプを試奏して自分にマッチするモデルを探すと良いよ。私としてはAshdownを薦めたいけどあくまで自分にとてもマッチしてるだけだから強く薦められないんだよね。ちなみに私は生徒にもベースを指導しているんだけど本当に生徒それぞれのベースサウンドが異なるから余計にAshdownを強く薦めることができないんだ。
───最後に日本のファンにメッセージをお願いします!
P:日本のファンはみんな親切で大好きだよ!曲によってじっくり聞いてくれる時もあれば時にはロックンロールな気持ちでヒートアップして聞いてくれるから本当に嬉しいよ!いつも応援ありがとう!また日本に来るから楽しみにしてくれ!