ABOUT STENTOR

1895年、音楽の講師、また作曲家でもあるエドワードチャップマンドーティは自身の出版社を設立しました。彼は「ハーモニック・パブリッシング・カンパニー」と呼び、松脂と弦、特にバイオリンの弦のブランド名として「STENTOR」という名前を使用、様々なバイオリンが輸入されステンターの名前で販売されました。事業は1927年にカーショールトンのウォーレスクレセントに移り、特別な製法で作られた新しいステントロジンが大成功を収めて導入、この当時、商号は「STENTORMusicCompany」に変更されました。しかし第二次世界大戦後、出版と輸入は中止され、1950年代の困難な時期になり、事業はウッドマンスターンのオールドスクールの小さな敷地に移転しました。そしてSTENTOR Music Co. Ltd.は1960年代初頭にMichael ChapmanDoughtyと彼の家族の他のメンバーによって設立、後に英国で音響楽器の最高の卸売業者になりました。更にSTENTORは英国で最大の範囲と最高の部品および付属品の在庫を提供。過去30年間、STENTORは教育用楽器の演奏性の基準の向上に大きく貢献してきました。STENTOR 100周年の年である1995年12月、当社は中国の泰興市に完全子会社の工場を開設、工場では地元の人々がステンターのバイオリン、チェロ、その他の弦楽器を作っています。STENTORの楽器は30か国以上に輸出されており、STENTORの商標は世界中のすべての主要市場で当社によって登録されています。

新たな価値

STENTORはこれまで数多くの学生にバイオリンを提供することで音楽教育の現場に貢献してきました。多くの人が音楽に触れる機会に関われていることは私たちの誇りです。しかし、バイオリン=クラシック音楽というようにまだまだバイオリンに対して敷居が高いイメージがあるのも事実です。私たちはSTENTORを通じて、バイオリンはもっと「カジュアル」でもっと「身近な」楽器という価値を創造します。

場所を選ばない

多くのプロ演奏家、バイオリン愛好家が使用する楽器はとても高価なものが多いです。コンサートホールという広い空間全体を響かせるためには演奏技術はもちろん高品質の楽器も必要になります。 高額になればなるほど日頃の管理が重要になるため、わざわざ危険を冒してまで野外での演奏などに使用したくないというプレイヤーの気持ちは当然だと思います。STENTORはそういったバイオリニストのために「カジュアル」に持ち出したいと感じていただけるコストパフォーマンスの高いバイオリンを提案いたします。これまで楽器を持参するのに躊躇してしまうシーンがあった、結果として活動の幅が狭くなっていた、私たちはこの現状を解決できると信じています。「場所を選ばない」、これがSTENTORの目指す新たな目標です。

    VIOLIN

    擦弦楽器は元々モンゴルの馬頭琴が起源

    バイオリンのように弦をこすって音を出す擦弦楽器(さつげんがっき)は元々モンゴル辺りの馬頭琴が起源とされています。現存する最古の楽器は16世紀後半のものですが、それ以前にも北イタリアをはじめヨーロッパ各地の絵画や文献でバイオリンが描写されています。現存楽器の最初期の当時は舞踏の伴奏など、世俗音楽用の楽器として使われていましたが1550年ごろ突如として改良の余地のないほど完全な楽器が北イタリアのクレモナで誕生しました。17~18世紀になると演奏される曲の音域が増加するのに伴い指板は延長され、またより高いピッチに対応するためネックが後ろに反り、駒がより高くなりました。18世紀以前に作られた楽器のほとんどは現在のように改良されました。

    VIOLIN lineup

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  • SV-550

    クラシック音楽以外へ持ち出す2本目として、渋いルックスとサウンドでポップスやジャズ、アイリッシュなどに最適なモデルです。

  • SV-320

    社会人やバイオリンに興味がある大人が趣味で始めたい方に最適なモデルです。

  • SV-180

    始めてオーケストラという団体に参加して合奏を体験する学生、また部活をきっかけでバイオリンを始める方に最適なモデルです。

  • SV-120

    バイオリンという楽器に興味があり一度体験してみたいと思っている方にオススメなモデルです。

    VIOLA

    独奏楽器として認められるようになったのは18世紀後半

    ビオラが誕生した場所と時期は正確にはわかっていませんが16世紀前半に北イタリアで使用されはじめたことは間違いないようです。ビオラという呼び方が定着したのは18世紀になってからで、それまではビオラ・ダ・ガンバ(脚で支えるビオラ)と呼ばれてました。18世紀の中頃まではオーケストラの中でしか使用されていませんでしたが、弦楽四重奏が盛んになるにつれて、室内楽にも欠かせない楽器となりました。そして、独奏楽器として認められるようになったのは18世紀後半からです。フランス語でビオラが「アルト」と呼ばれているのはこの楽器がバイオリン属のなかで中音域を担当するからです。

    VIOLA lineup

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  • SVA-240

    バイオリンとは全く異なる、心地の良い中音域のサウンドを発揮、バイオリンでもチェロでも表現できないサウンドが演出可能です。

    CELLO

    音楽において重要な楽器の一つ

    今現在のスタイルのチェロの形態が確立したのは18世紀以降のものであり、バイオリンより2世紀ほど後のことです。チェロはバイオリンやビオラとほぼ同じ構造ですが低い音を出すためにサイズを大きく、特にシェルを厚く造られています。弦も素材や基本構造は同じですが太く丈夫に作られており、弓はバイオリンよりも太くして長さは逆に短く加工しております。チェロはクラシック音楽において重要な楽器の一つであり、オーケストラによる合奏や、弦楽四重奏や弦楽五重奏、ピアノ三重奏といったアンサンブルの中では低音部を受け持っています。チェロの音域はバイオリンより1オクターブと完全5度低く、ビオラより1オクターブ低くく、その音色は豊かな響きのある低音が特徴です。

    CELLO lineup

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  • SC-650

    主に学生の方に弾いて楽しんで頂くことを目的として製造されたモデル。太い低音からシャープな低音まで幅広い低音のサウンドを表現することが可能です。

    CONTRABASS

    その存在はかかせないもの

    コントラバスはビオラ・ダ・ガンバの最低音域楽器である「ヴィオローネ」という楽器が直接の先祖です。ヴィオローネは16世紀に生まれ18世紀頃まで用いられていました。 オーケストラの中ではコントラバスと呼ばれますが、クラシック以外では吹奏楽、ジャズ、カントリー、マンドリンオーケストラ、フォーク等、その存在はかかせないものになっています。名称もダブルベース、ウッドベース、弦バス、ストリングベースと様々な名前で呼ばれています。調弦は他の弦楽器は5度ですが、コントラバスの弦は上からG、D、A、E、と四度間隔で調弦されています。現代ではさらに低いC線を追加した5弦バスもオーケストラでは用いられます。

    CONTRABASS lineup

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  • SB-130

    強度が高いラミネート材を使用し、スラップなどのパワフルな奏法におすすめなコントラバスです。