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今沢カゲロウ's Comment

[FLASHBACK2]
「コンパクトかつ頑丈である事」「ディレイからさらに幅広く絵が描ける事」この2つの条件で圧倒的に注目していたのがFLASHBACK 2 DELAYでした。7種類のディレイとルーパー機能、最長7秒までの可変幅、3種類のサブディヴィジョン(符割)セレクター、感圧式のMASH機能も新導入しながら、コストパフォーマンスの高さも驚きです。ベーシスト、特に私の様なフレットレスベースがメインのプレイヤーが使うディレイの場合、いにしえの音質重視のショートディレイさえあればいいのだというタイプと、私が駆け出しの1996年録音、1stアルバム『STOMUTATION』の頃以前から使ってきたような、多機能かつさらに演奏しながらリアルタイムでツマミを動かしてフィードバックまで使いきり、なおかつそのフィードバックの最後の最後の音質までこだわりきるタイプと、両方存在意義があると思います。FLASHBACK 2 DELAYは後者のバリエーションを豊富に持ちながら、音質的なこだわりも一つ一つフォロー出来る所が魅力です。幅広く絵が描けることを条件に選びましたが、ひとつひとつのかかり方のアナログ感、渋さも捨てがたく、プログレッシヴロックメドレーなどもレパートリーにあるさいは、テープやアナログ機能も大活躍です。もちろんこれらの私が渋いと感じた一つ一つのディテイルも、初期型や多ペダルのユーザーからこちらに流れてきた場合は、同じ機能のものにも若干の音の差を感じ、甲乙つけるのかもしれませんが、それは他の某メーカーのディレイで私が30年来、2号機だけを気に入って3つ常に持っていたのと同様、好みで決めて頂けたらと思います。最後に私のディレイの使い方のひとつで、ベースでリズムを刻みながら「ドルルルル・・・」と瞬時に発信させるテクニックがありますが、FLASHBACK 2 DELAYは狙っている帯域と実音をすくい上げるポイントが若干異なる為、もっと上の高音域がフィードバックしていくような響きになりますので、適材適所で選んで頂けたらと思います。ただ私は、今まで使って来た他メーカーの機種では得られなかったクリスタルやテープ機能を中心に現在は重宝しています。現時点でのインプレッションはこんな感じですが、1ツアーごとに新しい発見が期待できる機種です。引き続き、ポテンシャルを掘り進めて、随時報告していきたいと思います。(現在、20枚目のアルバムを制作中です。これのツアーでもメイン使用します)

[DITTO X2]
「動きやすい!」と「創りやすい!」を求めていたら、このルーパーに辿り着きました。今やコンパクトなルーパーも多くのメーカーがこぞって作るようになり、興味深い機種も多いのですが、常時ツアーで持ち歩くとなると、厳選しないといけません。私が新しいツアー機材に求めていたのは、1年中の旅移動でもストレスを感じないコンパクトさと頑丈さ、音質の向上は言うに及ばず、1台で自発的な音世界を創造・発展出来る機能でした。さらに、速いテンポの曲を演奏することも多いので、他メーカーがつい犠牲にしてしまう1ペダルの2度押しオフではなく、ペダル操作が速くてせわしなくても対応可能な、従来の2ペダルの時のオンオフ(1ステップ)機能を残している点も譲れませんでした。私は30年近く前、ルーパー機能のあるエフェクターが国内で手に入りにくかった時代から、ホールド機能のあるディレイやロングディレイ、サンプラーを数個直列につないでのパフォーマンスを模索していました。そこからのご縁で、20年近く前には国内で一般的になった他メーカーのルーパーの初号機の開発の協力等もさせて頂きました。なので、当初は直列でつないだリアルタイム・サンプリング機能さえあれば満足で、いかにそれをソツなくタイミングよく踏みこなして楽曲を組み立てていくかに重きをおいていました。そこから前後に別のディレイなどを置いて、発展はそこにまかせていくという流れで。当時はそれもスキルのひとつとして考えられていたわけです。あれからルーパーも進化し、多くのペダルがついているものは、ほぼミキサーだよねと。持ち運びが出来るフレーズレコーディング機能付きのミキサーのような役割として使用されるようになりました。なので当然のごとく、パソコンなどからインポートした音源ソースとの共演機能や、エフェクト機能は充実してきました。あとはそれをコンパクト化した時に、どこまで残すか、残さないか、そのさじ加減。いい具合です。このコンパクトさでもステレオ機能は残しています。アンドゥ、リドゥ機能も残しています。譲れなかった1ステップ機能は初代にはなかったものです。当然不慣れな点もありました。長らく使っていた他メーカーのルーパーと比べると、 1.スイッチ部分が小さく、となりとも近いので、使用する靴を考えないといけない。
2.右ペダルの1ステップオフ機能はありがたいが、左ペダル2ステップでもオフになるので、勢いで左をタンタン、とうっかり2度踏んでしまうと止まってしまう。 3.レコーディング直後の再生タイミングのタイムラグが他メーカーと違う(これは当然)。
なので、この辺はやはりトレーニングの必要性を感じました。一方、今後ますます自分自身での工夫と発展が望まれるのが、「リバース再生」及び「1/2倍速再生」エフェクトの駆使。2フットスイッチなので、それぞれを独立して行えます。足を多用するとこの部分の曲中での操作はしゃがんで行う場面も出てきますが、元々はそのように作っていました。私の裁量が試される部分ですが、夢は膨らみます。現在は”周りのテンポに自動同期してくれる”機能が追加されたものがありますが、それも改めて。進展を楽しみにしています。私も頑張って楽曲を作っていきます。(現在、20枚目のアルバムを制作中です。これのレコ発ツアーでもメイン使用します)


About 今沢カゲロウ

今沢カゲロウ/ Quagero Imazawa
(ベーシスト、作曲家、四国大学特認教授)
特殊6弦エレクトリックベースを駆使、
ベースの限界を打ち破る技術が欧米各国で注目、
”ベースニンジャ”の異名をとる。
ベルリン150万人のイベント”ラブパレード”他世界中のフェス出演。
キングレコードよりアルバム発売。ジャズチャート1位。
リットーミュージックより教則本発売。楽譜チャート1位。
欧州ベースフェス「ベースデイ」(”世界のベーシスト10人”に選出)、
サマーソニック、東京ジャズ等出演。
全19枚のアルバム発売。年間250本の世界公演を毎年行っている。
http://www.quageroimazawa.com/ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E6%B2%A2%E3%82%AB%E3%82%B2%E3%83%AD%E3%82%A6 https://matome.naver.jp/odai/2145243607234321801