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私はAERのcompact60を約5年前より使用しています。
クラシックギター、アコースティックギター2本使用する現場におきましても本機は2チャンネル接続が出来るので助かっています。
またEQも個別で分かれており、尚且つ、搭載された心地良いリバーヴもpanのツマミを廻すことで各チャンネルへ好みのバランスで送ることが可能ですので快適です。
私は大小様々な会場で演奏をしておりますが本機はいずれにおいても安定したストレスフリーな演奏をさせてくれます。
大きな会場で座って弾く際は、椅子等に乗せて高さを調整し背後にモニターとして設置します。
そして本機背面にあるバランスアウトからPAへと音を送ります。
そうすることにより背後に設置した本機からは「リバーヴ有り」のサウンドが出力され、心地よくモニターしつつ演奏することが出来ます。
会場のメインスピーカーからは「リバーヴ無し」のサウンドが出力されます。
あとはお好みでPA卓から少しリバーヴを足して貰ってサウンドは完成です。
(因みに本機背面のバランスアウトではなく、ラインアウトから出力しますと本機と会場のメインスピーカーからも「リバーヴ有り」の同じサウンドが出ます)
小さな会場(カフェ等でPAが無い場合)では本機をモニター兼メインスピーカーとして使用します。
小型ですが60Wあるので、ある程度の広さの会場までモニター兼メインスピーカーとしての使用が可能です。
ただ稀に中規模会場でPAが無く、ぎりぎりまで音量を稼ぐ必要がある場合もあります。
その際は背後に設置して大きな音で鳴らすと繊細な表現が難しくなるので、背後に設置したとしても自分からは少し遠ざけたり、角度を変えたりして弾きやすい状態を見つけると良いと思います。
そして運搬面に関してですが、私は基本的に電車での移動です。
本機は6.5kgととても軽量ですのでカートに乗せて運んでおります。
カートに本機、その上に譜面台、その上に小型のバッグといった具合です。
本機付属のケースも黒なので、他の小物も黒で統一しますと、運搬中の見た目も比較的スッキリした感じに見えます(笑)
あらゆるシチュエーションに対して、イメージ通りの表現が出来る、心強いアンプに出会えました