K:原音を太く出すと言うのは永遠のテーマですね。弦もサウンドの太さに大きく作用すると思うのですが、
楽器を始めた頃に使用していた弦は覚えていますか?
Y:最初はとにかく安いのを使ってました(笑)
当時はE社の弦はパッケージがシールになっていたのでこれがいいやと思って使っていました(笑)
Y:ですね(笑)
でもその頃の安い弦はボールエンド近くに赤い糸が巻いてあって、
なんかカッコ悪いなって思ってきちゃって。
その時にD社、A社が手に入りやすかったのですが、
パッケージの印象でA社を選びました。
やっぱりまずは見た目でしたね(笑)
それから弦はいろいろ試しつつもA社を使っていました。
でも張りたての音がギラギラしすぎて好きになれなくて。
ずっとベストな弦は探しつづけてました。
Y:DRはアコギ弦、エレキ弦の評判を聞いていたので、いつか張りたいなと思っていました。
そんな中最初に選んだのはNEON弦。
見た目が最高にかっこよくて。(笑)
でも音が好みじゃなかった。(笑)
その次に選んだのはドラゴンスキンでした、これは長持ちするし音が良かったんだけど、
プレイでグリッサンドした時の摩擦熱が高くて指が熱くなるんですよ(笑)。
それで残念ながら使用はあきらめました。
Y:それからしばらくDRとは離れていたのですが、知人がピュアブルースを使ってて
つい気になっちゃって(笑)
新素材のカンタムニッケルだったのにも惹かれました。
基本的にはギラギラした音が嫌いで、温かい音派なんですけど、
ドンと出るときは出てほしかった
のでもしかしてピッタリ来るかなと思ったのも理由の一つです。