バンドでメジャーデビューを果たし、現在は藍井エイル、春奈るな、ピコ、松本梨香、宮野真守など、様々なアーティストの作曲、編曲、 レコーディング、ライブサポートをこなしているベーシストの”okamu.”氏。彼のこれまでの活動、そして普段愛用しているDR Stringsについて、インタビューを行いました。




“とにかくたくさんコピーしました。”






キクタニ(以下K):まずはベースを始めたきっかけとバンド歴を教えて下さい。


okamu.(以下O):中学時代からXが好きで、ギターかベースをやりたいって思ってました。高校に入ったら後ろの席の子がドラムをやっていてB’zのコピーバンドを誘われ、今思えば浅はかな考えなのですが、ベースなら簡単そうで自分にも出来るのではないかという思いと、XのベーシストTAIJIさんが好きだったのでベースを始めました。それから文化祭などでいろいろなコピーをしてました。大学で軽音サークルに入り、しばらくコピーが中心でしたが、サークル外でオリジナルバンドを組みライブハウスでライブ活動をしました。 卒業後はサポートミュージシャンオーディションに参加し受かり、そのままサポートをやりつつ、オリジナルのバンドも並行してやっていました。そのバンドがメジャーデビューしましたが数年後に解散。その後はサポートを中心に行っていき、今に至ります。

K:今のメインの活動は?


O:様々なアーティストのライブ、レコーディング、楽曲提供などを行っています。

K:多彩なジャンルの仕事を受け持つokamu.さんですがベースの技術はどうやって磨いてきましたか?


O:基礎的なことや、コードに対するフレーズなどはたくさん身につきましたね。サポートの仕事をするようになってからは、グルーヴについてや、理論的なことを本で勉強したりしました。




“楽しさをイメージして練習することが続けられる秘訣”


K:DR弦を使い始めたきっかけは?

O:知人からの紹介です。 DR自体をは知っていて、良さそうなイメージがあり、使ってみたいと思っていたのでいいきっかけでした。


K:DRの気に入っている点は?

O:ゲージのバランス(4弦が105、5弦が125)が僕には理想的で、5弦が輪郭があり、膨らみ過ぎない感じが気にいっています。5弦125のテンション感も好きです。LO-RIDERのブライト感が好きで、低音の気持ちよさと、丁度良い倍音感、手と弦のタッチ感が素晴らしく、弾きやすいです。

K:では最後に若いミュージシャンへメッセージをお願いします。

A:楽しくやることが1番です! ライブの楽しい光景を想像しながら練習をすれば練習も楽しく感じられると思います。楽器は楽しむものなので、練習も楽しく出来るようにすることがいいと思います。

K:お忙しい中、ありがとうございました。




okamu. プロフィール

15歳よりベースを始め、 22歳よりサポートミュージシャンとして仕事を始める。
2006年、自身のバンド『SPIRAL SPIDERS』のメンバーとしてEMI ミュージックジャパンよりメジャーデビューバンド脱退後、現在は様々なアーティストの作曲、編曲、 レコーディング、ライブサポートをしている。
主な活動歴、藍井エイル/天月/足立佳奈/佐香智久/春奈るな/ピコ/松本梨香/宮野真守/横山だいすけ/ASCA/chay/TriSail/ZYUN. etc


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