MR. DEAKY

Mr.Deaky は世界で最も有名なミニアンプ、Deacy Amp へのオマージュです。その歴史は1970 年代初頭に遡ります。Queen のベーシストで電子エンジニアそして優れた頭脳を持つJohn Deaconが壊れたトランジスタ・ラジオの破片を回収しギタリストのBrian Mayのためにスタジオ用のアンプを製作したのが始まりです。事実、John Deacon はパワーアンプ・ステージはそのままにハイファイ回路を改造し、ドライバーとしてゲルマニウム・トランジスタを2個搭載しています。この小さなアンプは約0.5 ワットのパワーを供給する。

電源は電池駆動（現在では簡単に入手できない）であった。Queen のギタリストBrian MayがDeacy Amp 録音したパートは想像以上に多く70 年代には彼の歴史的なVox AC30 よりもこのミニアンプで録音されたソロやオーケストレーションが多数存在します。Mr.Deaky の使命はこの小さな宝石の基本コンセプトとトーンを再現することですが通常のペダル駆動ユニットのように接続できるよう、全く異なるコンポーネントを使用しています。Mr.Deaky の前にトレブル・ブースターを置くと最高の結果が得られます。

本機には2 つのシンプルなコントロールがあります。

・Level

歪み量を調節します。

・Dampen

Brian May がスタジオワークでDeacy Amp の前に本を置いて再現したミュート効果を再現するローパスフィルタです。



Deacy Amp はフルレンジアンプなのでミキシングデスクやDAW に直接接続すると最高のレスポンスが得られますが、Mr.Deaky をギターアンプのクリーンセットに接続すると面白い結果が得られるかもしれません。