【MAPEX】Alex Ballew (ERRA) Special Interview

MAPEX×Alex Ballew ERRA 来日公演インタビュー

USAアラバマ州バーミングハム出身のメタルコア/プログレッシブ・メタルバンド「ERRA」の来日公演に合わせ、MAPEXのエンドーサーであるドラマーのアレックス・バリューさんにインタビューを行いました。

“メタルドラムをひたすら独学で学んでたよ”

(KIKUTANI)
本日はお忙しい中、インタビューの時間をいただきありがとうございます。
まずは、ドラムを始めたきっかけを教えてください。

🥁Alex Ballew
9歳のときに、ドラム、ギター、バイオリンのどれをやりたいか聞かれたんだよ。
それで、当時「これが一番楽しそう!」って思ってたドラムを迷わず選んだんだ。

KIKUTANI
9歳からドラムを始めるのはとても早いですね!

🥁Alex Ballew
そうそう、かなり早かったよ。
1年くらい地元のドラムショップでレッスンを受けてて、マイクっていう先生が基礎からしっかり教えてくれたんだ。
その後はレッスンをやめて、音楽を聴きながら独学で練習するようになった。
当時はスリップノットのジョーイ・ジョーディソンが大好きで、彼を尊敬してたから、メタルドラムをひたすら独学で学んでたよ。

KIKUTANI
独学で技術を磨いていたとはすごいですね!
ドラムプレイの動画や、ニューアルバム『CURE』も拝聴しましたが、バンドを始めた頃からプログレッシブな音楽を演奏していたんですか?
これまでのバンド活動についても教えてください。

🥁Alex Ballew
最初に学生時代に組んでたバンドは、どちらかというとカバー中心だったね。
インキュバスとか、オルタナティブやニューメタル系の曲をやってたよ。
そのあと、自分たちでオリジナルの音楽をやるようになって、今のERRAのスタイルにたどり着いたって感じかな。

“MAPEXの音が最高に好み”

KIKUTANI
学生時代から本格的にドラムをやっていたんですね。
そんな中で、MAPEXドラムを使い始めたきっかけは何だったのでしょうか?

🥁Alex Ballew
俺の友人のニック・フォリオが、Bad OmensってバンドでMAPEXを使ってて、
彼の影響で試しに叩いてみたら、もう音が最高に好みで…とにかく楽しかったんだよね!
そこから「MAPEXと一緒に仕事がしたい」って強く思うようになって、エンドースを受けることになったんだ。

KIKUTANI
かなり相性が良かったんですね!
ERRAの音楽とMAPEXのサウンドが見事にマッチしていると感じましたが、
ERRAの音楽を演奏する上で、音作りにおいてこだわっている点があれば教えてください。

🥁Alex Ballew
実はエンドースになったばかりで、まだレコーディングではMAPEXは使ってないんだ。
でも、これからの新曲ではSATURN EVOLUTIONを使っていく予定だから、めちゃくちゃ楽しみ!

KIKUTANI
SATURN EVOLUTIONを使った新曲、楽しみにしています!
ERRAといえば、楽曲には変拍子が多い印象ですが、ペダルの操作は大変ではないですか?

🥁Alex Ballew
そうそう、変拍子だからペダルの扱いは本当に難しいんだよね。
でもエンドースを機に、ペダルもFalconに切り替えるんだ。
このペダルはフットワークがすごく快適で、踏みやすさが抜群。
これからのライブやレコーディングで使うのが本当に楽しみなんだ!

(KIKUTANI)
本日はお忙しい中、インタビューの時間をいただきありがとうございました。
最後に、MAPEXの購入を検討している方へ、ぜひアドバイスをお願いします。

🥁Alex Ballew
MAPEXのドラムは本当にオススメ!
特にSATURN EVOLUTIONのパワフルなサウンドは、自分が今まで叩いた中でも一番好きかもしれない。
俺のセッティングは比較的浅めだけど、それに見事にマッチしていて、本当に素晴らしいキットだと思う。
ドラム好きな人はぜひ一度試してみてほしいな。

(KIKUTANI)
ぜひ、これからもっと頻繁に日本に来てください!その際はぜひ一緒にお仕事をさせてください。
本日はありがとうございました!

Alex Ballew (ERRA) Profile

アラバマ州バーミンガムで生まれ育ったアレックス・バリューは、わずか4歳で音楽の旅を始めた。幼少期からピアノなどの楽器を習い、9歳のときにドラムをメインにすることを決意。それ以来、バリューはプログレッシブ・メタル・バンドERRAの創設メンバーとして世界中をツアーしている。ドラマーとしての影響と発展したスタイルについて尋ねられると、バリューは過去15年間、ツアー中の仲間からお気に入りのテクニックのほとんどを吸収し、根っからのドラム好きであり続けている。

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