【MUSIC NOMAD完全ガイド vol.1】ネックリリーフ編

ギターのネック relief(リリーフ)完全ガイド

— エレキ・アコギ・ベース・クラシックギター対応 —

🟠ギターのネックリリーフとは?

ネックリリーフとは、ネックの前後方向のわずかな“反り”(曲がり)量のことです。

  1. ネックがバナナのように大きく“くぼんで”いる場合 → 大きな順反り(リリーフ過多)
  2. 定規を当てて全フレットに触れるほど平らな場合 → リリーフゼロ(完全に真っ直ぐ)
  3. ネックが後ろ方向に反っている場合 → 逆反り(バックボウ)
  4. 正しい状態 → ごく軽い順反り(わずかな凹)

🟠なぜ正しいネックリリーフが重要なのか?

適切なネックリリーフは、弾きやすく・音が良く・ビビりがなく・正しくチューニングできるギターの土台です。

リリーフが不足している場合(反りが少ない)
ローポジションでビビりやすい
弦高が不均一になり、ブリッジ側の弦高を不必要に上げる必要が出る
1フレット付近は低いのに、上の方は異常に高く感じる

リリーフが多すぎる場合(反りすぎ)
ネック中央の弦高が高くなる
ネックエンドが持ち上がって中央でビビることも
低い弦高にすると、中央付近だけビビりやすい

正しく調整されたリリーフは、弦が十分に振動できるわずかな“ポケット”を作り、全ポジションで均一な弦高とクリアな音を実現します。

🟠なぜネックリリーフは変化するのか?

ネックのリリーフやトラスロッドのテンションは、以下の理由で変化します:

トラスロッド調整で簡単に修正できます。

🟠いつネックリリーフをチェックすべき?

以下のタイミングがおすすめです:

最適なのは「弦交換のたび」にチェックすることです。

🟠トラスロッドはどこにある?

多くのギターでは以下の位置にあります:

ネックエンドの場合は、ネックを外して調整する場合もあります。

🟠ネックリリーフ測定とトラスロッド調整に必要な工具

シックネスゲージ(フィーラーゲージ)
エレキ:0.006インチ(0.15mm)
アコギ/ベース:0.008インチ(0.20mm)
クラシック:0.010インチ(0.25mm)
カポタスト(1フレットに装着、または専用ピックカポ)
正しいサイズのトラスロッドレンチ
メーカーにより異なる
MusicNomad 11本セットなどが便利
プラスドライバー(トラスロッドカバー用)

🟠トラスロッドは弦を張ったまま調整する?

はい。必ず弦を張り、チューニングされた状態で調整してください。

🟠トラスロッドはどっちに回す?

トラスロッドナットを見て調整すると考えて:

ヘッド側でも、ボディ側でも、サウンドホール内でも同じ原則です。

🟠トラスロッドが固くて回らない時は?

無理に回してはいけません。

原因ネジ山の奥まで行ききっている
サビで固着している
対処まず反時計回り(緩め方向)に回してみる
必要なら少量のオイルをナットやネジ山に
それでも動かない場合 → リペアショップへ相談

🟠推奨されるネックリリーフ量

🟠正しいネックリリーフの測り方(手順)

  1. 1フレットをカポ(またはピックカポ)で固定
  2. 適切なゲージ厚を用意
  3. ギターをチューニングし、演奏姿勢で持つ
  4. 12フレットを指で押さえて、
  5. 1フレット〜12フレットを“直線化”
  6. 6フレットにゲージを差し込む

🟠判定(“タッチルール”):

トラスロッドは 1回につき1/8回転以内
必要に応じて数回繰り返す

🟠リリーフを正しく調整したのにビビる場合は?

次のステップである 弦高調整(アクション調整) が必要です。

🟠正しいギターセットアップの手順は?

ギターの種類に応じて異なりますが、
MusicNomad の “Keep It Simple Setup (KISS)”™ 方式に従うと、正しい順序で簡単にセットアップできます。

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