My Case, My Sound ― 私が選ぶ“信頼”のケース― サックスプレイヤー 荒川 マナさん
楽器にこだわるなら、その“相棒”にもこだわりたい。
移動、保管、演奏。どんな場面でも、楽器をベストな状態で守ってくれる“信頼のケース”。
My Case, My Soundは、自らのサウンドと向き合うプレイヤーたちが選んだ「リアルな選択」にフォーカス。
そのケースが、どんな音を支えてきたのか、見えてくるかもしれません。
今回は、bags(バックス)ケースを愛用してくださっているサックスプレイヤー、荒川 マナさんにインタビュー。
音楽制作、ライブパフォーマンスはもちろん、SNSでの発信など多方面で活躍される荒川さんに、bagsケースを選んだ理由、そして日々の音楽活動との関わりを伺いました。

bagsを使い始めたきっかけを教えてください。
バリトンサックスのケースを探していて出会いました。持ち歩きやすい、背負える・軽いものを探していました。バリトン用ケースといえば黒、そしてがっしりした形が多かったのですが、bagsはカラーバリエーションが豊富な上、スタイリッシュで惹かれました。お値段でしばらく悩んでいたのですが、、、悩みに悩んだ末、楽器店に実物を見に行き、薄さにびっくり。カラーも同じく悩みましたが楽器ケースではなかなか見ないフュージョンブラックの購入を決めました。
bagsを初めて⼿に取ったときの印象はどうでしたか?
まず驚いたのは、その圧倒的な薄さです。これまで使っていたケースの半分ほどの厚みに感じられ、本当に中に楽器が入っているのかと心配になるほどでした。
普段、どのモデルを使⽤していますか?
普段使用しているケースは、アルトサックス用には「INNO TOBACCO(イノタバコ)」というカラー、バリトンサックス用には「F-BLK(フュージョンブラック)」というカラーを選んでいます。
実際に使ってみて、気に⼊っているポイントはありますか?
とにかく、このカラーが本当にかわいくてたまりません。「INNO TOBACCO」は角度によって色味の印象が変わるので、眺めるたびに新鮮で、自分でも思わず「かわいいな」と感じてしまうほどです。
また、ケースの底に足が付いている点も気に入っています。床に置く際に直接触れないため、使い勝手がとても良く、助かっています。
他のケースと⽐べて、特に優れていると感じる点はありますか?
まず、軽量でありながら内部のクッション性が非常に高い点が、とても評価できるポイントだと感じました。また、ショルダーベルトや背面のクッション部分にメッシュ素材が使われているのも、使用感の良さにつながっていてありがたいです。

bagsを使っていて良かったと思えるエピソードはありますか?
特に気に入っているのは、その軽さです。複数の楽器を持ち運ぶ必要があるときでも、負担にならず非常に重宝しています。
また、開閉がファスナー式である点も大きな魅力です。金具タイプのケースでは、蓋を閉めたつもりがロックを忘れてしまい、ヒヤッとする経験をされた方も多いのではないでしょうか。その点、ファスナーは「閉じる=ロックする」という動作が一体化しているため、閉め忘れによるリスクがなく、楽器を安全に保護できる点も非常に安心です。
bagsのデザイン性についてどう感じますか?
アルトでもバリトンでも、このケースはとてもスタイリッシュなデザインなので、「何が入っているの?」と聞かれる機会が本当に増えました。
また、その薄さに驚かれる方も多く、「これ、本当に楽器が入っているの?」とよく聞かれます。
カラーも非常に印象的なので、外出先でもすぐに見つけやすく、逆に私自身が駅などで歩いているときに「あのカラーはbagsのどのモデルだろう」と気になってしまうほど。そうした意味でも、このカラーはとても魅力的だと感じています。

プロとして、楽器ケースに求める条件は何ですか?
最も重視しているのは、やはり堅牢性です。大切な楽器を守ってくれる相棒のような存在だからこそ、ケースとしての信頼性は欠かせません。
内部のクッションがしっかりしていることに加え、外部からの衝撃にもある程度耐えられる構造であることは、とても大きな安心材料だと感じています。

その条件をbagsは満たしていますか?
はい、もちろんです。

最後に、これからbags製品を購入される方に向けてメッセージをお願いします。
もし、まだbagsのケースを使ったことがない方がいらっしゃったら、まずは楽器を入れて背負ってみてほしいです。その薄さと軽さに、きっと驚かれると思います。
私はこのケースがあるおかげで、旅先でも「ちょっとあの先まで歩いてみようかな」とか、「少し観光してみようかな」と思えるようになりました。ケースが軽いからこそ、自然と足を伸ばす気持ちになれるんですよね。
bagsのケースは、私にとって旅のお供でもある大切な相棒です。
それに、カラーバリエーションも豊富なので、きっと自分好みのカラーに出会えるはず。
ぜひ、あなたにとっての“相棒”を手に取ってみてほしいなと思います。
荒川 マナ Profile

荒川マナ(あらかわ・まな) サックス奏者。東京都出身。
5歳よりピアノをはじめ、12歳の時にサックスと出会う。
昭和音楽大学 音楽学部器楽学科 弦管打楽器指導者コース卒業。
楽器店音楽教室のインストラクターを経て、favori musique音楽教室を開講。
オンラインコミュニティ「Saxociety」管理人。
大学ではクラシックを専攻していたが、活動をしていく中で楽器の認知度の低さに驚き「まずは楽器を知ってもらう為に」と様々なジャンルの音楽を演奏をしている。近年では音楽活動だけでなく、CM出演やラジオ番組のアシスタントMCなど幅広く活動中。
また、1人でも多くの方にサックスの魅力を知ってもらい、そして始める・続ける手助けをしたい。という思いからYouTubeチャンネル「荒川マナの気まマナさっくす」を2017年に開設。
レッスン動画や機材紹介など、視聴者に寄り添った動画は好評を博し、チャンネル登録者数は7万人、総再生数は1500万回を超える。
2022年3月、オリジナルアルバム制作のため、クラウドファンディングで支援を募り、初めての試みにも関わらず目標金額の346%を達成。
4月に「Flow of The Day」をリリースした。
