Yukihide “YT” Takiyama × Godin Guitars

2024年9月に行った「Godin Guitars presents Yukihide YT Takiyama Clinic」の内容を一部抜粋してお送りします。Godin Guitars とYukihide “YT” Takiyamaさんの出会いやご使用中のモデルの印象など、語っていただきました。

Q. どんな経緯で Godin Guitars を使い始めたんですか?
ゴダンは結構昔から知っていたし、クオリティも高いし音が凄い良かったんですよね。だから長年気になってて。でも気になってはいるけど、なんか手に入れるとこまでいかなかったんですけど、ご縁がありまして。2023年に手に入れました。
Q. Godin Guitars はどういった使い方が多いですか?
昔からなんですけど、作曲のときにガットギターってよく使うんですよね。
コードを弾きながらメロディーも作るんですけど、ガットギターの方がエレキギターとか普通のアコースティックギターで弾くよりも、メロディーの響き方がすごい良くなると思うんですね。
Q. ご使用中いただいている Multiac Mundial のお気に入りポイントはありますか?
普通のガットギターよりもネックは細いと思うんですね。だからエレクトリックギターで普段慣れてるので、やっぱりそこから移行しやすいのが良い。
Q. Multiac Mundial を所有してからのエピソードはありますか?
日本からアメリカに初めて持って帰って、一番初めに触ったときにあの曲(Celebration of the New Sun
)が出来たんですよ。
このギターがあったおかげで出来た曲なので、アルバムにも入れるような曲ができたっていうのは自分の中ですごい大きいです。




■ Multiac Mundial Kanyon Burst
トップ材 | ソリッドシダー |
ボディ材 | ダブルチェンバードシルバーリーフメイプル |
ネック材 | スパニッシュシダー |
フィンガーボード材 | ローズウッド |
フィンガーボードR | 16″(406.4mm) |
フレット数 | 22 |
ナット材 | Graphtech |
ナット幅 | 1.9″ (48.8 mm) |
スケール | 25.5″ (647.7 mm) |
ブリッジ | ローズウッド |
ピックアップ | Custom Godin Dual Source System, 2 body sensors, Undersaddle bridge |
コントロール | On-Board Preamp |
フィニッシュ | ハイグロス |
製品サイズ | 1037 x 361 x 58mm(ボディ厚:45mm) |
生産国 | カナダ |
Profile
バークリー⾳楽⼤学を卒業後、拠点をLAに移しバンド活動をスタート。「The Boxing Gandhis(ボクシング・ガンジー)」のメンバーとして全⽶ツアーを実施、アトランティック・レコードから2枚のアルバムをリリース。⽇本では、氷室京介やKAT-TUN、嵐などのアーティストの楽曲アレンジを⼿掛ける。氷室京介の作品にアレンジャー/ギタリストとして参加し、その後サポートギタリストとして全ツアーに参加。氷室京介とは「GOSPELS OF JUDAS(ゴスペルズ オブ ジュダ)」というユニットを結成し、共作した「Bloody Moon」はソニー・プレイステーション⽤ソフト「⿓が如く5」の主題歌を担当。KAT-TUNの楽曲「Lips」では作曲を担当し、50万枚というビックセールスを記録。
2017年からは、モンスターロック・バンド Bʼzのアレンジを担当し、“Bʼz Live-Gym 2019-Whole Lotta NEW LOVE” tour にサポートギタリストとして参加。また2021年9⽉「Bʼz presents UNITE #01」では Bʼzのサポートベーシストとして参加。2023年、⾃⾝名義では初となるアルバム『Tales of a World』をリリース。2024年、20年振りの再始動を果たす TMG(Tak Matsumoto Group)のサポートギタリストとして参加。9⽉19⽇、Zepp Nagoya を⽪切りに「TMG LIVE 2024 –Still Dodging The Bullet-」がスタート。同月25日には、2nd Album『Next Giant Leap』をリリース。2025年、1月にソロライブ「YUKIHIDE “YT” TAKIYAMA EXCLUSIVE LIVE NEXT GIANT LEAP」を開催。
多岐にわたるビッグアーティストへの楽曲提供やプロデュースも⼿掛け、その存在感を発揮し続けている。
