Vincita製品の完成度を支える”組込み”

Vincita製品の製作監修は、山口県下関市を拠点に活動する Sublime Guitar Craft(サブライムギタークラフト)代表、岩本祥悟氏にお願いしています。今回は、製作の組込み監修に込めた考え方や大切にしていることについてお話を伺いました。

Q. 今回、Vincita製品の組込み監修をご担当いただくにあたり、どのような印象を持たれましたか?
(岩本氏) お話を頂いた段階でまず感じたのは、キクタニミュージックさんがVincitaという楽器ブランドに対して方向性とこだわりをしっかりと持って取り組まれている事でした。
見た目や仕様だけでなく、プレイヤーが実際手にした時に感じる印象や演奏性まで考えられて設計されていると感じた事が印象に残っています。
今回、Vincitaという方向性がしっかりした楽器の組込み監修で自分が関わるのであれば、その方向性を理解し、魅力を120%生かせるような組込みで仕上げようと思いました。

Q. 岩本様が考える“組込み”とは、どのような工程なのでしょうか。
(岩本氏) 組込みというのは、塗装の終わった段階から楽器として完成するまでの様々な作業を総称するものです。またあまり機械化できない作業が多いため、人間的な個性が強く出る工程でもあります。
持論ですが、楽器は組込みによって性格が与えられると考えています。
ボディ・ネックの合わせ、パーツ取り付けの精度、電気系のパーツや素材の組み合わせ、最終的なセットアップによって出てくる音や演奏性はもちろん、体に触れた時の感触や仕上がりの美しさが全く違ったものになるのです。
故に最終工程である組込みは楽器の良し悪しや方向性を決定づける重要な工程だと考えています。
人間で言うと整体に近いのかもしれません。全身のバランスが整ってはじめて、ストレスなくポテンシャルを十分に発揮できるのです。

Q. Vincita製品の組込み監修にあたり、特に意識されている点はありますか。
(岩本氏) Vincitaというブランドの個性や魅力をしっかりと感じられる仕上がりになるように細部まで考えて組込みの監修をしています。また、その基準をキクタニミュージックさんのスタッフと共有し、ミーティングを通してフィードバックしています。組込みを通して、Vincitaというブランドの価値がどんどん高まっていけばいいなと考えています。

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